本カードは商品企画、事業企画、広告企画、イベント企画など、さまざまな場面でのアイデア抽出にご利用できます。

また、創造性教育や新人研修など、教育ツールとしても有効です。

 

以下は、6人のグループでブレーンストーミングを行いながら利用する方法を示してみました。

これを参考に、ご自身の状況に合わせた形でご活用ください。

もちろん一人で使っていただいても結構です。


Step 1 議論のテーマを決める

 

 ブレーンストーミングのテーマを決定します。

 なるべく発想に規制をかけないように「自社商品のリニューアル案」「販促キャンペーンのテーマ」「次年度の学園祭の方法」など、幅広のお題を設定するのがコツです。


Step 2 シートを準備する

 

 カードに同封された「アイデア記録シート」を6枚コピーし、重ねておいてください。

 メンバーの中で司会者、シート記録者、タイムキーパーを決めます。


Step 3 カードを1枚めくる

 

 カードをよく切り、机の中央にカードの山を裏返しにして置きます。

 司会者は、上から一枚、カードをめくります。

 出たカード上部に書かれた発想キーワードを、記録者はアイデア記録シートの中央に書きます。


Step 4 アイデアを出していく

 

 カードに記された発想センテンスに基づいて、全員でアイデアを出していきます。

 センテンスから連想されること、ちょっとした思いつき、多少お題から外れててもいいので、どんどん書いていきます。

 一人何案出してもかまいません。

 記録者は、出たアイデアをアイデア記録シートに記入していきます。

 ひとつのカードで8つ以上のアイデアが出るか、あるいは時間が5分経過したら、第1ラウンド終了です。


Step 5 6ラウンドまで実施する

 

 次に司会者は、新しいカードをめくり、別のセンテンスを示します。

 STEP3と同様のブレーンストーミングを繰り返し、第6ラウンドまで行ないます(時間が許せば、延長しても構いません)。

 第6ラウンドまで終了したら、6枚のシートを参加メンバー全員で眺めます。


Step 6 評価・発表・検討する

 

 それぞれ面白いと思ったアイデアに赤ペンで○をつけていきます(写真のようにシールを貼っていく方法もあります)。

 1人の持ち点を5点とし、それをどのように配分しても構いません。

 最高得点の案を決定し、発表します。

 発案者に賞品などのゲーム性を持たせてもいいでしょう。

 6ラウンド終了の時点で、面白かった案を全員でもう一度議論するなど、振り返りミーティングも有効です。